過去のトラウマがあがり症の原因?

昔小学校の頃の国語の授業で朗読をした時に失敗してしまい、それ以来人前で話をするのが怖くなったという人もいます。

結婚式で突然テーブルスピーチをすることになって、何も言えず恥をかいたことが原因で突然あがり症になったという人もいます。

このように過去のたった一度の体験がきっかけであがり症になってしまう人は沢山います。

ここで大きな問題は一度の失敗が原因で、人前に出るのを避けるようになること、怖がることです。

何かを避けようとするのと、それはいいやとただやめるのでは大きな違いがあります。ただ、やめるだけなら何も感じないでしょう。でも避けようとして、避けたものに関しては、後々自己嫌悪が強まってしまうのです。

だから、余計に自分はあがり症であると意識してしまいます。そうやって、一度の体験の後は自分の頭の中であがり症である自分が想像の中で作り上げられてゆきます。

自分の頭の中で強く作り上げたイメージというのは現実化しますから、何かのきっかけで人前に出なくてはならなくなった時は、思い描いていたイメージ通りにあがってしまうわけです。

自分だけがあがると思うのは大間違い

あがり症の方はよく何故他の人は落ち着いて話ができるのに、自分はなんであがってしまうんだろうか?と思うことがあると思います。

自分を他人と比較して、自分は駄目だなぁと思ってしまっているわけですが、こうやって他人はあがらないと思うと、自分だけが失敗してはいけないという意識が高まって余計あがってしまいます。

でも大丈夫です。

みんなあがります。どんな人でもあがります。話し方教室の講師でさえあがることがあるのですから。

それは何故かというとあがったり、緊張してしまうというのは、人間の本能的なものだからです。本番前に緊張したりすることは、ある意味大切なことだったりします。緊張感がなくなると、力が逆に発揮できないからです。

それに、人間には自分の身を守ろうとする本能もあります。何か不安になったり怖くなるような場面に行くと手足が震えたりしますが、それも身を守ろうとする本能が身体症状として現れたものです。

危険な状態なのに、平然としていたら、それこそ危ないでしょうから。

ですから、誰でもあがるように出来ているのです。ただ、平然と話している人は、緊張したり、あがっても、ある程度は仕方がないことだと受け入れているだけで。

そうやって、受け入れてしまうと緊張はほぐれます。しかし、あがってはいけない、失敗しちゃいけない、顔が赤くなってはいけないと否定を続けるとあがりや緊張状態は続き、パニックになってしまうのです。

人前であがることを他人はどう捉えているか?

あがっている本人としては、人前であがるのは最悪でイメージもよくないと思います。そんな場面は極力避けたいとも思うでしょう。

でもどうしても避けられないような場面がやってくるから困っているのです。

では、そんなあがっている人を見ている他人はどう考えているのでしょうか?本人からみると、情けないと思われたり、恥ずかしいなと思われていたりするのではと考えているでしょう。

でも多くの場合、他人はそんな風には思っていません

あがり=恥ずかしいことというよりも、あがる人=誠実な人、まじめな人という風に捉えたり、話がうまくできずに言葉につまる人は、人の話を待ってくれている人という風に映ったりすることがあります。

ですから、自分が思っているようなマイナスなイメージではないことが多いわけです。

じゃあ何が問題かと言ったら、自分の考え方なんですね

自分が駄目だと思ったり、恥ずかしいと思えば、緊張するし、あがります。でもこれは練習なんだ、誰でも緊張するものだという風に現状を受け入れることができれば必要以上にあがらずに済むのだと思います。

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