あがり症の悩みの裏にある欲求とは

あがりに悩む人には共通するある欲求があるようです。

もともと人には他人から認められたいという欲求があります。子供の頃は「褒められたい」と思っていたと思います。全ての子供が褒められたくて仕方がないものです。

ただ、大人になるとその褒められたいという思いは、評価されたいという思いへと変わります。認めてもらいたい気持ちは誰にだってあります。

あがり症だと、他人からは評価されないと思ってしまう方が多いようです。勿論、あがる人は自己主張も苦手な方が多いでしょうから、他人に自分を伝えることが上手くできないわけですね。

ですから、認めてもらいたい、評価されたいという気持ちが根底にあって、悩みがあるのです。

しかしながら、もっと自分をわかって欲しいと強く思えば思うほど、他人の評価が気になります。そして、他人の評価を気にすればするほどに、あがりやすくなってしまうのです。

反対に、自分の意識を評価されたいという自分に向いた状態から、相手に何を伝えるか、相手はどんなことを求めているだろうかという風に意識を相手に持ってゆくと、あがらなくなります。

勿論、それがわかってもすぐにあがりが治るわけではありません。でもそれを知っているだけであがり症を治すことに大きく近づいたことになると思います。

人間の本能があがりの原因?

冒頭でご紹介したように、人間であれば、誰もが褒められたいと思っているようです。子供は親に褒められたいという気持ちが強いものだと思います。

大人になってもそれは続きます。自分を認めて欲しい、褒めて欲しいという欲求は誰にでもあるものです。

しかし、これを裏返すと、人は他人から否定されたくないと強く思ってしまう性質があります。褒められたいし、否定されたくないのです。

あがり症の方は否定されたくないという人間の性質が出すぎてしまっているわけです。だから人前で恥をかきたくないとか、失敗したくない、あがっているのを見られたくない(情けないと思われたくない)と思っているのです。

あがり症を克服するには、否定されたくないと思うのは仕方がないと受け入れた上で、全員を満足させることはできないことを知る必要があるのではないでしょうか?

勿論、全員に評価されればそれに越したことはありませんが、世の中には色々な人がいます。全員が全く違う考え方だったり、価値観を持っています。

ですから、あなたが良いと思っても全員が全員それを良いと評価することはありえないことです。だから、それを受け入れてしまうことです。

良いと思うかどうかは人によって違います。そして評価する人はそれぞれ違った価値観を持っていますからあなたと同じ考えになること自体が奇跡のようなものです。

そう考えると楽になると思いますし、人の評価を気にしなくて済みます。

話した内容を覚えていないのは何故?

あがり症の方が人前でスピーチなどをすると、話した内容などはほとんど覚えていないことが多いようです。

その理由はあなたもお分かりの通り、あがりのことばかり考えていたからです。あがらないようにすること、緊張をほぐすこと、手足が震えていることばかり考えているから話の内容まで注意がまわらないのです。

しかし、逆を言えば、話の内容に集中して、あがりのことを考えないようにしたらどうでしょう?

きっとあがりは抑えられるはずです。

一番良い方法は恐らく、相手のことを考えて話すことです。どんな話を聞きたいだろうか?とかこんな話を聞いてくれている方に伝えたいと考えるなど、自分よりも聞いてくれている人の気持ちになれればあがりません。

でも、最初からそうは上手くいきませんね。

ですから、まずは自分の話に集中するのです。自分が何を言うべきか、言っていること、話の組み立てなどに集中します。すると不思議ですが、あまりあがらなくなります。

大事なのは、何に集中するかです。その集中する対称を自分にするか、話す内容にするかの違いで、あがるかあがらないかが決まります

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