あがり症の原因とは

あがり症の原因については色々な意見があると思います。そして人によってその原因も様々です。場数が足りないだけの人、準備が足りないだけの人、過去の辛い体験が原因の人・・・色々です。

でも根本的な原因の1つは「評価」です。

この評価ということについて少し詳しく見てみましょう。
私がいう評価とは、他人があなたに下す評価のことです。

あがってしまう人は、他人があなたにどのような評価をするだろうか・・・と思っています。それは不安だったり、恐怖といった感情として現れます。

例えば、はじめて会う人と話をする時に、「こんな話をしたら、相手にどう思われるかな」と考えてしまい、不安になります。「あんな話をしてしまって、相手を傷つけてしまったのではないかな」と考えることもあるでしょう。

これがあがりの根本的な原因となっています。

しかし、面白いことがあります。それは、相手に嫌な思いをさせたのではないかと思ったり、変な人だと思われたかもなどと考えていることは全て、事実に基づいているわけではないということです。

多くの場合、自分にそう考えてしまう癖があって、その癖がそうさせているのです。それに気づくだけでも気持ちが楽になるかも知れませんね。

相手を気にしているようで、本当は

先ほどもご紹介しましたが、相手にどう思われているだろうか、相手を傷つけたんじゃあないかと思うことは相手のことを気にしているように見えます。

じゃあ、相手のことを気遣っているのかというとそうであって、そうでないのです。

相手のことを考えていることは間違いないと思います。ただ、相手に自分がどう映っているのかを考えているわけです

相手の目にどう映るか、相手からどう評価されるかを気にすると、あがってしまいます。

緊張して、手や足が震えたり、声が震えたりといった症状は結果的なものです。そこに至るまでには自分に対する強い意識が働いているのです。

そんな強い意識のために、緊張を強いられることになります。

条件付けとは何?

条件付けという言葉を聞いたことがありますか?実はこの条件づけ、あがりに大いに関係しているのです

「パブロフの犬」の話をすると一番分かりやすいかも知れませんので、少しご紹介します。

パブロフの犬とはロシアのパブロフ教授のある実験によって分かったことを指しています。教授は犬にえさをあげる際に毎回ベルを鳴らしました。

すると、犬はえさがなくてもベルを鳴らしただけでよだれを垂らすようになったのです。これが条件づけです。

あがり症の方の場合も似たようなことが起こっています。スピーチの際に緊張してパニックになってしまったような記憶があったとしましょう。

するとスピーチという言葉を聞いただけで、嫌な記憶を思い出してしまいます。そして、実際のスピーチの際は不安がさらに強くなってしまい、結果としてあがってしまうのです。

これと似たようなことはよく起こります。例えば、自動車に乗っていて後ろから追突されたことのある人は、後ろに車がくるだけで不安になったり、自動車を運転すること自体が怖くなったりします。

ひったくりにあったことがある人は、後ろから近づいてくる人に恐怖心を抱いたり、不安になったりすることがあります。

海でおぼれたことがある人は海に入るのが怖くなったりします。

これらは全て条件付けによるものです。

さて、パブロフの犬ですが、実は続きがあります。犬にえさをやらずにベルを鳴らし続けたところ、今度はベルを鳴らしてもよだれを垂らさなくなったそうです。

そう、一度条件付けが行われたことであっても、その条件付けを変えてしまうことが可能ということです。ですから、あがり症も克服できるわけです。

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