あがり症とスピーチ恐怖

スピーチ不安やスピーチ恐怖などと言われることがありますが、人前で話すことを極度に恐れたり、不安に思ったりすることがそれです。

人前で話すことであがる原因もやはり評価です

他人が自分にどのような評価を下すだろうかと相手が自分をどう思うかについて考えたりしてしまうことで不安になったり、怖くなったりします。

スピーチ恐怖の場合はもう1つ大きな原因があります。

それが、自分の身体的な症状に対する反応です。人前で緊張することは誰でもあります。テレビに出ている方でさえ、緊張することはあります。そういった人前でよく話す人があがらないかと言えば、そうではありません。

ただ、そういった人は自分を少し客観的に見れるようです。

あがり症の方はそれができないのです。緊張すると声が震えたり、体の一部が震えたりすることはよくあることです。

しかし、その自分の声の震えを自分で耳にして、それをこれではいけない、変な人だと思われる、恥ずかしいといった風に自分で考えてしまうと余計緊張したり、不安になったりします。

すると余計声が震えたり、体が震えたり、硬くなったりします。

スピーチで突然あがってしまう原因

人前でスピーチをしていて、突然のようにあがってしまうことってありますね。あなたの場合はどんなことがきっかけになるでしょうか?

勿論、本当は突然あがるというよりは、緊張が一気に加速すると言ったほうがよいかも知れませんが。

そのきっかけの1つが聴衆を見た時に相手がつまらなさそうにしていたとか、腕組をして怖い顔をしていたとか、寝ていたとか、そんな聴衆の反応です。

こんな風に聴衆の反応を見てあがりが加速してしまうのは、他人の評価を気にしているためです。

自分の評価は自分で決めると考えている人の場合は、聴衆の反応であがりが加速することはありません

しかし、相手が自分の評価を決めるものだと思っていると、他人の反応1つで緊張が高まったりしてしまうのです。

大勢の人前だから緊張するのではない

よく何百人の前で話をするなんてあがって当然だよという風に言う人もいます。確かに、中には人の数が多いほどに緊張してしまう人もいます。

しかし、あがり症の方の多くは、人数はあまり関係ないように思います。

何百人の人前でも10人の人前でもあがる時はあがってしまうのです。それはあがり症の原因でもご紹介したように、人からの評価を気にしているからです。大勢の人からの評価も1人の人からの評価も同じこと。

どう思われているだろうかと不安に感じるほどにあがってしまうのです。

自分のあがり症の原因となっている思い込みを探す

自分の問題点を把握できると、より早くあがりを克服できるかも知れません。

私の知っているケースではクラスで自分の作文を発表してからあがり症になったという方がいます。もともとその方は人前に出ることは苦手ではありませんでした。

ところが、クラスのみんなの前で何かを発表する場合は必ずあがってしまったそうです。

何故かというと、人前で自分の考えを発表するなら、みんなが納得してくれるものでなくてはいけないと、そう思っていたからでした。

これは実は一つの思い込みです。みんなが納得してくれるものでなくてはいけないと思うことで、無意識の間に全員からの評価を求めてしまっていて、だけど、全員に納得してもらえるものというのはみんな価値観が違うのですから難しいわけです。

その極めて難しいことを毎回自分に求めたわけですから、余計緊張するし、人の評価がものすごく気になってしまいます。

この方はそういう自分の思い込みに気づいてから、全員に納得してもらわなくてもいい、自分が伝えたいことを一生懸命伝えようとするだけでいいと自分に言い聞かせるようになりました。そして、それがきっかけで、少しづつあがり症が治っていったそうです。

このようにして、自分がこだわっているポイント(思い込み)を見つけると克服への道が開けてくるものです。

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