書痙(しょけい)の克服方法

書契(しょけい)とは、あがり症の方にも見られる症状の1つで、不安障害の1つともされています。

人前で字を書くときに手が震えてしまい、上手く字がかけないのですが、ホテルや旅館のチェックインであったり、結婚式や葬儀の受付で自分の名前が書けないなどがその症状です。

同じような症状に茶痙(ちゃけい)がありますが、これはお茶を出すときやお酌をする時に手が震えてしまいます。

どちらも根本的には同じことが原因で、治し方やその考え方も似ています。ですので、下記をご覧になっていただければ茶痙(ちゃけい)も改善されると思います。

考えるほどに症状は悪化する?

書痙(しょけい)の症状が出始めてしまうと、何故なんだろう?とか、これは手の病気なのだろうか?といった風に自分一人で悩んでしまうことが多くなります。

また時には字を書くことを専門にしている人にもこの症状を発症する人が多く、余計深く悩んでしまう人もいるようです。

ですが、これは手の病気ではありません。書痙(しょけい)に関して言えば、手の神経がおかしいわけでもなく、原因は体ではなくて、心にあります

ですから、考え方を変えてあげることで、症状は改善しますし、完治させることも可能です。

あがり症の方の中にもこの症状に悩む方も多いですが、あがりを治した途端に書痙(しょけい)も治ったという人が多いです。それはあがりと書けいが同じような原因を持っている証拠です。

逃げようとすると治らない

苦手な場面を避けようとするほど、逃げようとするほどにこの症状は悪化するという特徴があります。

何故なら、逃げようとするほどに書痙(しょけい)に自分の注意が向いてしまい、余計意識してしまうようになるからです。

また、字を書くときも、震えてはいけないと考えるほどに震えがひどくなりますし、恥ずかしいという気持ちが強くなります。

ですから、字を書く場面を避けようとしないことです。避けようとすれば症状は悪化します。しかし、ただ経験を積めばいいということではありません。これはあがりについても同じことが言えます。

ではどうしたら、いいかというと、正しい心構えまたは考え方を持って、行動に移すということが効果的です。

書痙(しょけい)の方は考え方にその原因があります。
ですから、考え方の部分を正しく変えることで、症状も大きく改善されるのです。

考え方を変える

書痙(しょけい)を克服するためには、まず、意識を向ける先を変えることです。

字を書くとき、意識はどこに向いているでしょうか?恐らく、自分自身に向いていると思います。字を書くといっても、誰もいないところでは震えないのですが、人が見ているような場面で震えがきます。

ですから、見られているということが原因のように思えます。しかし、これは自分がどう相手の目に映っているかが気になっているのです。つまり、自分に意識が集中しているわけです

自意識過剰になっていると表現してもいいかも知れませんが、その裏には思わぬ思考が隠れています。

書痙(しょけい)で悩む方というのは、何事にも一生懸命だったり、責任感が強かったりする方が多いようです。

ですから、字を書く時には、うまく字を書かなくてはいけないとか、緊張してはいけないとかいう風にこうしてはいけないというルールを無意識のうちに自分の中に作っているようです。

しかし、人前で何かをする時というのは、緊張するものです。
緊張したりするのは悪いことではありません。

ですから、まずは震えたり、緊張することは悪いことではないと思うことです。

考えることを減らして行動を増やす

さて、ここまで色々とご紹介してきました。

次は具体的にどうやって、書痙(しょけい)の症状を改善させてゆくかという点に注目してみたいと思います。

まずは前回お話したように、考え方を変えること。震えること=恥ずかしいことと思っていると治るものも治りませんが、震えること、緊張することは悪いことではありません。

震えてもいい、緊張してもいいと思い切って開き直ってみることです。勿論、それは怖いことでしょう。でも、だからこそ、実践してみると非常に効くのです。考えることが増えると恐怖は増しますが、行動が増えると、恐怖は減ってゆきます。

ですから、

・震えたら、どうしよう (考えている状態)

を減らして下記のように行動(実践)してみます:

1.震えてもいいと開き直る(考えることをやめて決意する)
2.苦手な場面を避けずにそこに飛び込む(行動する)

そして、行動に移す時に大切なことがあります。

意識を向ける先を変える

行動に移してゆく時に大切なことがあります。

それが意識を向ける先を変えるということです。今までは自分に意識が集中していました。相手からどう見られるか?震えているのを見られたら恥ずかしい、こういった考え方は自分が相手にどう映るかばかりを気にしているから起こります。

そこで、相手にどう見られるか?ということをやめます。そのためには相手の評価を気にすることをやめることです。

そして、今自分がやるべきことに意識を向けること。

字を書くことというよりも、ここにいる目的に意識を向けます。結婚式であれば、結婚する二人におめでとうという気持ちに意識を向けます。字を書く時もどう見られるか?ではなくて、おめでとうの気持ちを込めようと思って名前を書きましょう。

ホテルのチェックインであれば、やはり同じように見られていることに意識を向けるのではなくて、意識を今、字を書いていることの目的に持ってゆきます。

今日はゆっくり休もうと思ってもいいでしょうし、このホテルはどんなホテルなんだろうかとか、夕食は何にしようか、という風にここに来た目的に意識を向けることです。

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